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ヒマラヤトレッキング10日目 ついに、富士山より高い地に立つ(ナムチェ→パンボチェ)

2017/10/13  ナムチェ(Namche)3440m→パンボチェ(Pangboche)3930m
 
今日は、富士山(3776m)より標高の高いティンボチェ(3860m)という町を目指す。
ナムチェとの標高差は420m。...それってどれくらいだろう。
 
昨日の体調の不安は解消されていた。
絶景を横目に、7:30頃出発。
 

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真っすぐな道を、ひたすら歩く。
 

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既に雲より高いところにいるんだなー。
 

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とにかく、目の前には絶景。
そして道が水平に伸びているのがわかる。
 

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朝は寒くてベッドから中々出られなかったのに、外を歩いていると暑い。
だけどたまに吹く風が、たまらなく心地よい。
 
トレッキング道に、突如お土産コーナーが出現。
こんなところでアクセサリーが欲しくなることなんてないと思うけど...帽子なら欲しい人いるかも?
 

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歩き始めて1時間30分後、道が三方向に分かれる。
左がクムジュン(寄り道/病院がある)、真ん中がゴーキョ、右がカラ・パタール。
 

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カラ・パタールが最も人気で、私が見た限りは全員が右へ進んでいった。
 
私は当初、ゴーキョに行ってからカラ・パタールに行く計画でいた。
カトマンズの旅行会社のナラヤンが、そう勧めたから。
 
だけどここまでで出会った両方に行く人の全員が、先にカラ・パタールに行くと言っていた。
私が愛用しているガイドブックも、先にカラ・パタールに行くことが前提のような書き方をしている。
 
これは、多数決の原理で私もカラ・パタールから攻めた方がよいのではないかな。
...と数日間考えた末、私も皆に倣う事にした。
 
という事で、私も右の道へ入る。
 
右の道は素晴らしかった。
絶景を横目に歩くことができるから、こちらを先に行く人が多いのかな。
 

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今日は標高を420mも上げる予定なのに、なかなか登りにならないなー。
と思っていたら、むしろいつの間にか下りになっていた。
 
どんどん下る。
 
下った分登らなければいけないから凄く嫌なんですけどー。
 
10:00頃、ようやく下りが終った。なんと200mも下ってしまった。
ここから、620mも登らなければならない。
 
だけど景色が美しすぎるから、全然苦痛ではない。
 
高山病予防の為に、ゆっくりゆっくりと歩く。
それはもう、嫌味なほどに。
 

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歩き始めてから4時間後の11:40頃、ティンボチェの町に着いた。
あんなにゆっくり歩いたのに、まさか午前中に着くとは。
 

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ここはゴンパや寺院があって、少し登れば絶景スポットもあるというので楽しみにしていた。
 
なのに、ディネスが町からどんどん離れて歩いて行く。
 
どこに行くの!?と問い詰めると、「こっちも同じティンボチェの町だからこっちに行こう」と。
 
まぁ、少しくらいなら荷物置いてから戻ればいいか...と思っていたのだけど、そこのエリアは全て満室。
また少し離れたエリアに行くも、満室。そんな事を何度か繰り返しているうちに、メインエリアからだいぶ離れてしまった。
 
観光したかったのにーーーー!
 
しかし、昨日T子さんも言っていたな。
この時期はハイシーズンだから予約しないと厳しいって。
 
仕方がないので、更に標高が70mほど高いところにある、パンボチェという町を目指すことになった。
 
空いている宿を探すことに集中して呼吸が乱れてしまったからか、少し頭が痛い。
 
深呼吸しながら慎重に歩く。
 
美しい渓谷の中を歩いていると、ティンボチェで観光ができなくなった悲しみが癒えてゆく。
 

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少し赤く色づいている木なんかもある。紅葉しているのかな。
 
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分かれ道、絶対に右の方が楽なんだけど、私は半分意地になりながら左の道に入る。
マニ石を横切るときは時計回りがシェルパのマナー。
 

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平地が石垣で細かく区分されている。
どうやらここがパンボチェの様だ。
 

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山間にある、美しい町。
 
疲れたし頭も痛いから、一番手前の宿に決めた。少女が出迎えてくれた。
 

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角部屋をあてがってくれたから、陽の力で暖まっている。
窓の一つは西を向いている。綺麗な夕日が見れるといいな。
 
頭痛を癒すために横になる。起きても治らない。
外の空気を吸いに行くも、寒くて早々に退散。
曇ってしまって、夕日もみられなかった。。。
 

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このトレッキングを始めた時は、「無理をせずに行けるところまで行こう」と考えていた。
だけど、「富士山より標高の高い地点までは行きたいな」と。
 
その目標を、本日無事に達成した。
 
明日は、標高4410mのディンボチェという町に行く。
標高4000m越えって...一体なんなんだ。
私がそんな地点に立てるのかな。
 
頭も痛いし、不安しかないんだけど。