seamoon

世界遺産パシュパティナート ネパール最大の聖地とガートの火葬場

2017/10/1  カトマンズ(ネパール) くもり のち 晴れ
 
朝、外に出るとカトマンズシャッター街が目に入る。
 

f:id:tabi-kurage:20171002003114j:plain

 
ダサイン(お祭り)だからなのか、まだ朝だからなのか。
 
こんな状態でも、昨日のカチロールのお店は開いていた。
カチロール美味しかったし、また食べよう!
...と思ったら、サンドイッチしかないと言われる。
やっぱりダサインだから...??泣
 
仕方なくサンドイッチを食べる。
普通のサンドイッチ。カチロールがよかったなー。
 
食べ終わった頃、地元民に話しかけられる。
「僕の友だちの日本人だよ!」と、おじさんを紹介される。
 
おじさんに「where are you from?」と話しかけられる。
だから、彼が日本人なのかはよくわからない。
 
一瞬迷ったけど、いつもの通り無視をしてしまった。
 
私はついに、日本人(かもしれない人)まで無視をする様になってしまったのか。
だけど、通りすがりの現地人に紹介された日本人なんて、どっちにしろ関わりたくはないな。
 
 
店員の少年に、「ダンニャワード♪(ありがとう)」と言って店を離れる。
 
今までは、「thank you!ダンニャワード!」と言っていた。
一度脳内変換をしないと、中々突発的には出てこなかったから。
 
だけど、この時は自然にダンニャワードと言えた。嬉しいな。
 
 
今日はパシュパティナートに行ってみようと思う。
 
パシュパティナートは、ネパール最大のヒンドゥー教寺院で、
インド亜大陸にある4大シヴァ寺院のひとつ。
 
寺院内はヒンドゥー教徒しか入れないのだけど、私の目的はガート。
ガートには火葬場があって、ネパール版のバラナシ(インド)の様な存在なんだと思う。
 
タメル地区から東へ徒歩1時間30分。
バスでも行けるみたいだけど、バスでも40分はかかるので歩いていく。
 
途中の路面店で水を買う。路面店で買うのは初めて。
だって、大きく凹んでいたり埃をかぶっていたりするんだもの。
 
だけど水不足は死活問題なので、比較的きれいなものを選んで買おうとする。
すると少年が、「冷たいのを出すよ」と奥から持ってきて取り換えてくれた。
 
汚いのはディスプレイ用だったのかな。
ボトルに汗をかくほど冷たい水なんて、中々ないからありがたい。
 
目的地に近づいてきたあたりで、道路が行く手を阻む。
 

f:id:tabi-kurage:20171002003126j:plain

 
う~ん、こんなに途切れのない道路は渡れないよ...。
 
地元民風に、手で車を制しながら無理やり渡ってみる。
すると車は速度を緩めてくれるし、簡単に渡ることができた!
なんだ、こうすればよかったのか。怖いけど。
 
パシュパティナート寺院の近くに、野生の牛がいた。
写真を撮るのに夢中になっていると、なんと牛が突進してきた!
慌てて逃げたら、近くで見ていた地元民に笑われた。恥ずかしい。
 

f:id:tabi-kurage:20171002002953j:plain

 
パシュパティナート寺院についた。
ここはヒンドゥー教の聖地で、インドからもはるばる巡礼に来たりする。
 

f:id:tabi-kurage:20171002003150j:plain

 
インド人たちが楽しそうに自撮りをしている光景が微笑ましい。
 
ヒンドゥー教徒ではない私は入れないので、ガートへ向かう。
 

f:id:tabi-kurage:20171002002958j:plain

f:id:tabi-kurage:20171002003035j:plain

f:id:tabi-kurage:20171002003017j:plain

 
この川の上流に2つ、下流に4つの火葬台がある。
かつては、一番上流の火葬台は王族専用だったのだとか。
庶民は下流の火葬台。
 
ガートに座って川を眺めていると、対岸から女性の嗚咽が聞こえて来た。
そうだ、ここは火葬場。つまりはお葬式の現場じゃないか。
 
観光客が見物していてよいものなのかな。
 
布に包まれて横たわっているのは亡骸だったのか。
 
布が清められて火葬台へ運ばれていく。順番が来たようだ。
人々も、ぞろぞろと火葬台の元へ移動していく。
 
隣の火葬台では、まさに煙が立ち込めているところだった。
輪廻転生を信じているヒンドゥー教徒は、墓を作らず遺灰は川に流す。
 
 
裏手の石段を上がってぐるりと回る事ができる様なので、行ってみる。
ガートの見学だけで帰る人が多いようで、こちらは静かだ。
 
途中でサドゥーたちがくつろいでいたので、写真を撮らせてもらった。
 

f:id:tabi-kurage:20171002003044j:plain

f:id:tabi-kurage:20171002003053j:plain

 
サドゥーは、決まった住所を持たず放浪する修行僧。
あらゆる物質的・世俗的所有を放棄した存在で、冷遇すると呪術で報復されるのだとか。
 
この道の奥の寺院は、サドゥーによって守られているみたい。
満月の夜にはクラシック音楽の夕べが開かれるというから、見てみたいな。
 
何枚か撮らせてもらって、おまけに私も座って一緒に撮ってもらった。
 
こういうのは当然チップが必要なんだけど、相場ってどれくらいなんだろう。
5人もいるのに50ルピーというわけにはいかないよね。
なんか「テンダラー($10)」とか言ってるけど...試しに200ルピーを渡してみたらokだった。
 
さらに登っていくと、寺院と猿たちが暮らすのんびりとした空間になる。
猿をからかって楽しんでいる人間もいるけど...やめてあげて!
 

f:id:tabi-kurage:20171002003100j:plain

f:id:tabi-kurage:20171003093814j:plain

 
帰りはバスに乗りたかったけどバス停の場所がわからず、再び徒歩1時間半の道のり。
 
途中、激しく吠える野犬が何匹か足元に寄って来た。
怖すぎる!狂犬病っ...!
とっさに走って逃げてしまった。
幸い追いかけてはこなかったけど、まだ吠え続けている。
 
それを見ていた地元民が、「走っちゃだめだよ!そういうときは止まって!」と教えてくれた。
 
ありがとう。でも留まるなんて怖すぎるんですけど。
 
 
流石に疲れ果てて、宿についたら夕方まで爆睡。