seamoon

ネパールへのフライト ~片道航空券でのノービザ出国~

 2017/9/27 クアラルンプール(マレーシア)→カトマンズ(ネパール) 夜

 
 
クアラルンプールでの滞在を終えて、いよいよカトマンズへ。
 
大阪→クアラルンプール間で利用したエアアジアは第2ターミナルだったけど、
クアラルンプール→カトマンズ間のヒマラヤ航空は第1ターミナル。
 
到着したときに、
「念のためカトマンズ行きのカウンターの場所に行ってみよう!」
と思い探したのだけど、午前中のフライトは全てエアアジア一色。
 
まさかエアアジア専用のターミナルなのか?
と思いながらも電車に乗ると、隣駅が第1ターミナルだった。
 
しかもこちらの方が大きい!
 
きっと他の航空会社は第1ターミナルなのに違いないと思い、
観光後は第1ターミナルに戻ってみると、見事に正解。
 
航空券の予約証に、ターミナルも書いてあればいいのにな。
 
 
さて、ヒマラヤ航空のチェックインカウンターに行ってみると、
帰りのチケットの提示を求められた。
 
当然、そんなものは持っていない。
 
わたし「陸路でインドへ行きます」
 
係員 「う~ん、ネパールのビザは?」
 
わたし「それもないです...アライバルビザを取ります」
 
係員 「・・・・・」
 
なにやら、他の係員に相談を始める。
 
係員 「航空券もビザもないんじゃ、ダメだね...」
 
うん、その可能性は考えてた。
だけど、何とかならないかな。
 
また、係員同士で相談を始める。
 
すると、恰幅のよいオジサマがやって来て、私の隣に並んで立った。
(たぶん偉い人...!)
 
そして、質疑応答というよりは雑談の様な雰囲気で話し出す。
 
オジサマ 「ネパールの後は、どこに行くの?」
 
わたし 「インドへ行きます」
 
オジサマ「インドか!バスで行くのかい?」
 
わたし 「バスか、電車で行きます」
 
オジサマ「そうかそうか。ネパールでは、山に登る?」
 
わたし 「はい!登りますっ!」
 
そしてオジサマは、満足気な笑顔で去っていった。
 
間もなくして、先ほどの係の人が「ok」と言って受理してくれた。
 
よかったー。
 
うん、なんとかなったけど、結果オーライな感じがする。
たぶんオジサマがいなければNGだったんじゃないかな。
 
そんな場合に備えるなら、せめてビザは事前に取るべきかも。
 
 
そしてその後はスムーズに進み、搭乗時間になる。
 
搭乗が始まろうというときに大行列ができたのだけど、
なんと女性が先に乗ってくださいと言われて優先された。
 
そのアナウンスに気づかずに行列の中に留まる女性には、
周りの乗客の男性がレディーはこっちだよと教えてあげていたりする。
 
ヒマラヤ航空の方針なのか、マレーシアの文化なのか、はたまたネパールの文化なのか。
 
日本の航空会社だと、
「小さなお子様、妊娠中のお客様、サポートが必要なお客様を先にご案内いたします」
みたいなアナウンスをよく聞く気がする。
 
大阪からエアアジアに乗ったときは、
航空券ごとに(おそらくランダムに)番号が割り振られていて、
「只今2番のお客様をご案内しております~」という感じだった。
 
男女別は、私にとっては物珍しい光景だな~!
 
 
さて、エアアジアから乗り継いだ私は、機内サービスを全く期待していなかったのだけど、
ドリンクタイムがあったり、機内食が出たりと、一般的なサービスが受けられた。
勝手にLCCだと思っていたんだけど、違うみたい。
 

f:id:tabi-kurage:20170929020807j:plain

 
そして、定刻(18:55)よりも少し早く、ネパールの空港に降り立った。
 
入国審査の前にアライバルビザの取得。
機械が何台か並んでいて、そこに情報を入力。
写真も、その時に機械が撮ってくれる。
 
簡単!これは事前に大使館に出向くより絶対に手間がかからないよね。
 
ビザ代は、滞在日数によって異なる。
 
15日間:US$25 30日間:US$40 90日間:US$100
 
60日間くらいのが欲しいな~と思うけど、仕方がないので90日間ビザを申請。
 
通貨は何かと聞かれたのでドルを希望したけど、他の通貨でも良さそう。
 
ちなみに、日本のネパール大使館で払う場合は90日間で12,000円。
今は1ドル113円くらいだから、ドル払いの方が若干お得。
 
 
空港から市内へは、タクシー以外の交通機関がない。
空港のタクシーカウンターで申し込むのが安全みたいだけど、
先に現地通貨を引き落としたいので、一旦スルー。
 
...と思ったんだけど、呼び止められてしまった。
 
カトマンズの中心地、タメル地区まで700ルピー(約700円)。
うん、ガイドブックの記載通りだ。
 
ダルバール広場周辺のフリーク通りの宿を希望したんだけど、
そこは治安が悪いからやめておけと止められる。
 
シングルルーム・シャワー付きで350ルピー(約350円)の安宿などがあるんだけどな。
 
「では、タメル地区まで」という事で、別の男性に引き継がれる。
彼の名前はスシルさん。
 
ドライバーは別の人で、助手席のスシルさんと雑談をする。
 
どこから来たのか、ネパールではどこへ行くのか。
(今思えば、雑談風の情報収集だった模様。)
 
途中でATMに寄ってくれたのだけど、マレーシアの時同様、うまくいかない。
スシルさんが手伝ってくれるのだけど、やっぱりダメだ。
 
「翌朝、またトライしよう!手伝うよ」と言われ、タクシーの支払いをせずにホテルで降りる。
 
(あれ?ホテルの希望聞かれてないな。ATMの後で聞かれるのかと思ったんだけど)
 
何故か勝手に決められたホテルで降りて、一緒にフロントへ向かう。
 
シングルルーム1泊1,000ルピー(約1,000円)で、ホットシャワーも出る。
 
本当はもう少し安い宿がいいし、部屋を見せてもらってから決めるのが旅人の鉄則なんだけど、
例え気に入らなくても、こんな時間(21:00頃)に他の宿を探すのも大変。
 
お金を持っていないという弱みもあるし。。。
 
気に入らなかったら明日移動すればいっかー、と思って了承する。
 
スシルさんとは、翌朝に朝食会場で会うことになってここでお別れ。
 
 
ホテルマンに案内されて、部屋に向かう。
 
部屋は、まぁ別に良いかなという感じだけど、
廊下側に窓がついていて、なんとその窓には鍵がない。
 
ドアの鍵の意味なーい!
 
普通に窓から侵入できるよね。
 
そして、トイレとシャワーがユニットで仕切りもない。
(広めのトイレにシャワーがついている感じ)
 
トイレは水漏れしていて、その床でシャワーを浴びる感じだから、不潔極まりない。
しかもシャワーからは水が出ず、その下の蛇口からしか出てこない。
だけど、幸い蛇口の高さが胸辺りにあるから、屈みこんで浴びる事ができる。
 
このクオリティで、1,000ルピーは高いなー。
スシルさん、ホテルからマージンもらってるのかな。
それとも、バックパッカーとはこういうものなのか?
 
 
不潔なシャワールームよりも不潔な髪と身体を洗って一息。
なんだかしばらく洗っていない気がするんだもの。
だけど、日本を発ってからまだ24時間ちょっしか経っていない。
ずいぶん長い時間が経過した気がするんだけど。
これが時差ボケというやつかいな。(←絶対違う)
 
 
一息ついたところで、水分を保有していないことに気づく。
これは危険。だけど、こんな夜中に知らない街に繰り出すのはもっと危険。
 
外で危険な目に合うか、今夜脱水して体調不良になるか。
 
迷ったけど、慎重に外出することにしてロビーに降りた。
 
すると、「どこ行くの!?」とホテルマンに呼び止められる。
 
水を買いに行きたいと伝えると、なんと「部屋にあるよ」と言われた。
 
それはありがたい!
 
しかし、部屋に戻って探してみるも、どこにも見当たらない。
 
再びフロントへ行き、「なかったよー」と伝えると、奥から出してきてくれた。
 
よかった!
 
親切にされたのに、気に入らないからって宿を移るなんて心苦しいなー
と日本人的な考えが芽生える。どうしよう。
 
 
やはり鍵なし窓が気になるので、一晩中起きている夜型人間を装い、電気を付けたまま寝る事に。
小さい貴重品はウエストポーチに入れて身に着け、大きい貴重品は鞄に詰めてシーツに包んで抱いて寝る。
 
これで少しは防犯になるとよいのだけど。