seamoon

日本一高い山、「富士山」の山頂にて。

ようやくたどり着いた、富士山山頂。
 
そこは、不思議な世界だった。
 
日本一高い山、富士山。
さぞかし神秘的で、幻想的なせかいなんだろう。
そこから見える景色は、その達成感とも相まって、息を飲むほど美しいんだろう。

 

そんな風に思っていたのだけれど。
 
鳥居をくぐって目に入ったのは、お土産屋さんのワゴンの数々。
「ここでしか買えないよ~♪」と、呼び込みのお兄さん。
 
食堂では、人々が賑やかに食事を楽しんでいる。
 
須走ルートでは決して見る事のなかった観光色。
 
力尽きて横になっている人々をみると、
あぁ、そうは言ってもここは富士山山頂なんだなと、実感できる。
 
そんな少し不思議な、異色の世界。
 
私はというと、達成感を感じたのは鳥居をくぐった瞬間だけ。
 
あとはもう、疲労と息苦しさで、早く下山したい気持ちばかり顔を見せる。
 
一応、温かい食事など取ってみたりしたけどね。
 
本当は、日本一高い山富士山の、さらに最高峰「剣ヶ峰」に行きたかったんだけど。
火口付近まで歩いて行ったところで、急に具合が悪くなる。
 

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富士山の火口をぐるりと一周するお鉢巡りは、1時間半~2時間ほど。
吉田ルート、須走ルートの終点から剣ヶ峰までは、ちょうど1周の半分くらいの距離。
しかも剣ヶ峰の直前には、馬の背といわれる急斜面がある。
 
これは、1周まわっている途中で耐え切れなくなったらどうしようもないな。
富士山の火口は見れたしな。
 
...という事で、あっさり下山を決意。
 
到着時の達成感はあるけど、やっぱりご来光の感動が一番のピークだったかな。
毎年、本7合目まで行ってご来光を見て帰るというプランもいいかもしれない。
 
なーんて。