seamoon

ここからは高山病に注意しながら慎重に<須走ルート本6合目→本7合目>

本6合目を出発し、運命の分かれ道7合目を目指す。
 
前回は、この7合目で高山病が発症。
そこからは今までの元気が嘘の様に体が重くなって、
意識を朦朧とさせながら登ることになった。
 
だからここからはより慎重に。
貴重な酸素をたっぷりと体に染み渡らせる様に呼吸して、一歩一歩ゆっくりと登る。
 
自分が考えるよりも、ずっとゆっくり歩くくらいで丁度いい。
 

f:id:tabi-kurage:20170917170742j:plain

 

あぁ、まだ頂上はあんなに遠くにあるんだな。
 
だんだんと、雲と同じ目線になってきているのにね。
 
雲と雲の間から除く青が貴重で、
真っ青な快晴の日よりも、なんだか美しい色に見える。
 

f:id:tabi-kurage:20170917170756j:plain

f:id:tabi-kurage:20170917170801j:plain

 

鈴の塊。
これは、富士山で遭難した登山者への慰霊の意味もあるんだとか。

 

f:id:tabi-kurage:20170917170751j:plain

 

7合目に近づくと、緑は減って茶色が主役になってくる。
酸素の薄さといい、標高が確実に上がっているのを実感する。
 
 
そして、ついに!!
 

f:id:tabi-kurage:20170917170805j:plain

 

17:15。
7合目、太陽館に到着!
 
ぱちぱちぱち...♪
 
いえ、まだゴールではないんだけども。
前回はこの場所で限界がきて、死にそうになりながらもう一つ上の山小屋を目指したから。
順調にここまでこれただけで、一つハードルをクリアした気持ちになる。
 
時間も順調。
前回はここですでに夕暮れの薄暗さ。
なんなら、このあと遭難したときには既に太陽に見捨てられて、
真っ暗の中山小屋の光だけを頼りに這いつくばりながら登ったので。
 
ルンルン気分で、だけど慎重な呼吸は忘れずに、
この日の最終目的地本7合目を目指す。
 
もう緑は丸い塊でしか生えない。
 

f:id:tabi-kurage:20170917170809j:plain

 

7合目出発後まもなく、下山道と登山道の分かれ道があるから注意!
 
去年はここで同行者夫婦が下山道に行ってしまった。
下山道はふかふかの砂なので、登りに使うのはかなり辛い。
 

f:id:tabi-kurage:20170917170812j:plain

 
山に向かって右が登山道。
まぁ、とにかく分かれ道ではちゃんと案内板を見ていれば問題ない。
 
今回は正しく右の道を進む。
ここは前回通ってないから初体験。
 
いったいどれくらいの距離間なんだろうか。
...と思ってたら、あと5分みたい。
 

f:id:tabi-kurage:20170917170821j:plain

 
嘘っ!早っ!
 
なんだかあっけなく到着。
 

f:id:tabi-kurage:20170917170825j:plain

 
18:13。
7合目(標高3,200m)見晴館。

前回は死に物狂いでここにたどり着いた。
到着した瞬間、同行者の女性は号泣。
私もうるっと涙ぐんだ。
 
まるでドキュメンタリー映画みたいだったね、って今でも笑い合う。
 
今回は、そんな体験が嘘だったかの様にあっけなく到着した。
 
とりあえず、前夜の夢は正夢になりましたとさ。
 
*前夜の夢の中で:
 「なんだぁ~!去年あれだけ苦労してたどり着いた本7合目だったのに、あっという間に着いちゃったよ♪」