seamoon

いよいよ富士山山頂へ向かうとき<須走ルート:本7合目→頂上>

朝6:00。
本7合目から、先の道を眺める。
 

f:id:tabi-kurage:20170917165449j:plain

 

前回はここから上には行けなかった。
大げさではなく、命の危険を感じたから。
これ以上先に進むことに、身体が赤信号を出した。
 
この先は、未知の世界。
 
あの時はあんなに危険に見えたこの道が、
なんでもない様に見えるから不思議。
 
岩だらけの世界。
 
雲が白い。
空が青い。
 
次の山小屋も、その次の山小屋も見える。
山頂も見える。
道の線も見える。
 

f:id:tabi-kurage:20170917165519j:plain

f:id:tabi-kurage:20170917165358j:plain

 

6:30。
8合目、下江戸屋に到着。
 
一息ついたら、また次を目指す。
 

f:id:tabi-kurage:20170917165404j:plain

 

次の山小屋がすぐそこに見えるけれど、
標高が高すぎて、一歩一歩どころか半歩半歩ゆっくり進むのが精一杯。
 
 
7:00。
本8合目。
ここから吉田ルートと合流。
山小屋が複数ある。
 
風が強い。
 
次のお客さんが来る前に、
毎日こうやって屋根に布団を干しているんだね。
 

f:id:tabi-kurage:20170917165414j:plain

 

7:35。
8号5尺、御来光館に到着。
 
もう、朝出発した山小屋は見えない。

雲が厚い。
 
植物は一切育たない環境。
赤茶けた世界。
 

f:id:tabi-kurage:20170917165418j:plain

 

あと少しなのか、まだまだなのか。

 

f:id:tabi-kurage:20170917165422j:plain

 

この標高に対して、この距離表示は無意味。

 

一歩の重さが、下界とはまるで違うから。

 

広がる雲が美しいけれど、
雲が一切ない景色はどんな感じなんだろう。
 

f:id:tabi-kurage:20170917165426j:plain

 
もうそろそろかと思う頃、鳥居にたどり着く。
 

f:id:tabi-kurage:20170917165431j:plain

 
だけどこれはトラップで、まだまだ先はあんなに長い。
 

f:id:tabi-kurage:20170917165437j:plain

 
吉田ルートと合流しているから、登山者数は増えているはずなんだけど。
 
人々は意外にもまばら。
 
あちこちで、ダウンして座り込んでいる人がいる。
 
行き倒れているのか、寝ているのか。
所々で人が横たわっている。
 
その脇を通り抜け、亀の様にのろのろと進む。
 
あと少しなんだと思う。
そう思いたい。

 

f:id:tabi-kurage:20170917165440j:plain

 

ようやく!
ここを抜けるとゴール!
 
だけどテンションを上げる元気はない。
 
気持ちとは裏腹に、のろのろと鳥居を抜ける。
 

f:id:tabi-kurage:20170917165444j:plain

 

9:25。
富士山山頂、到着っ!!!