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~女ひとりでインド・ネパール旅~

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ヒマラヤトレッキングに行くには(6) ー高山に弱い私の高山病対策ー

 

さて、6回目となったヒマラヤトレッキングのまとめも、今回で最後です。

最後は、ヒマラヤトレッキング一番の敵「高山病」についてです。

 

▼もくじ▼

 

高山病とは 

 高山病は、標高が高い地点での酸素不足により起こる病気です。

一度発症すると、下山する以外に治す方法はありません。

軽度の場合は、標高を上げずに様子をみて、回復したら登るという事もできます。

また、少し標高を下げて様子をみて、身体が順応したらまた登るという事もできます。

どちらにしても、辛いまま登り続けてはいけません。

場合によっては死に至る、または脳に重い後遺症が残ります。

 

高山病は、「体質」が関係します。「体力」は関係ありません。

むしろ体力に自信のある人ほど、自分の体力を過信して高山病対策を蔑ろにする為、高山病になりやすいです。

 

また、気圧の低い日ほど症状が出やすいです。

天気の悪い日よりも、晴れの日の方がいいです。

 

生活習慣も影響します。

お酒やたばこをたしなむ人は、高山病になりやすいです。

 

睡眠不足も影響します。

前日は、十分な睡眠を心がけます。

 

 

私の高山病歴...

私は過去に2度、「富士山」で高山病を発症しております。

 

1度目は、標高2,925mの須走ルート7合目で発症しました。

そこまでは軽い足取りでずんずん登っていたのに、この7合目に差し掛かったあたりから、急に足が重たくなったのです。

そして徐々に意識が朦朧としてきて、同行者に後ろから背中を押してもらいながら、なんとかその日のゴールの本7合目(標高3,145m)に到着しました。

その頃には既に限界が来ていて、食事も自力では取る事ができずに、同行者に無理やり口に突っ込まれたカレー2~3口分だけでした。

疲れているから眠りたいのに、眠ると呼吸が浅くなるから、横になるだけでも辛いのです。

辛くて起き上がるだけの動作で、頭が割れそうに痛みます。

寝返りを打つだけで、頭が裂けそうになります。

吐き気が常にあるのに、何も食べていないから吐けません。

結局、ほぼ一晩中身体を起こしたままぼーっとしておりました。

 

翌日は、これ以上標高を上げる事を断念しました。

当時は今より若く活発な少女だったので、どちらかというと「後先考えずに気合で頑張る☆」といった向こう見ずなタイプでしたが、それでも葛藤の末諦めました。

本気で命の危険を感じたのです。

 

下界に下りた頃には、そんな辛さもケロッと忘れて元気になっていましたが。

 

2度目は、翌年のリベンジ富士山でした。

前年の反省点をふまえ、準備と研究を重ねて、再び須走ルートに挑みました。

 

結果、前年に苦しんだ本7合目(標高3,145m)には楽々到着。

その後も徐々に足取りは重くなりつつ、なんとか登頂に成功しました。

頂上は、3,720m地点です。

 

しかし、そこで油断した為に体調が悪化。

本当は最高地点、3776m地点の剣ヶ峰というところを目指したかったのですが、断念。

すぐに下山を始めましたが、8号5尺の山小屋(3,450m)まであと少しというところで、耐え切れずに嘔吐してしまいました。

 というわけで、富士山で2回中2回とも高山病にかかったのに、最高到達地点5,550mのヒマラヤトレッキングに挑むなんて、無理を承知の挑戦だったのです。

 

私の高山病対策

 

過去の経験から、「高山病」を極端に恐れながらのヒマラヤトレッキングでした。

私は、高山病になりやすい「体質」なんだと思います。

もしもトレッキングが不成功に終わるとしたら、、、それは「高山病」が原因だろうなと思いながらスタートしました。

結果的に、富士山3,000m前後で高山病に苦しんだ私の身体は、5,550mのヒマラヤの大地には受け入れられたのです。

 

「高山病を恐れる慎重さ」が、一番の高山病対策でした。

...が、一応もう少し詳しく書いてみます。

 

①スタート地点まで、飛行機ではなくバスで行く。

 

飛行機で行く場合、スタート地点が既に標高2,840mのルクラという町です。

私が富士山で高山病を発症した地点と、100m程しか変わりません。

しかも、この町から先は、どんどんと標高を上げていくばかりなのです。

 

一方で、バスで行く場合のスタート地点は、標高1,995mのジリという町です。

富士登山のスタート地点である5合目と同じくらいです。

しかも、ここから登る一方ではなく、いくつもの峠越えの為に登ったり下ったりを1週間ほど繰り返すのです。

この間に、高度順応ができていたのではないかと思います。

 

そう、大切なのは「高度順応」なのです。

 

②他人のペースに巻き込まれず、自分のペースで歩く

 

途中、現地の人に案内をしてもらう場面があったり、他のトレッカーに「一緒に歩こう!」と誘ってもらえる場合がありました。

だけど、自分とペースが合わないなと思ったら、無理をせずに先に行ってもらいました。

心の中では「案内してもらっているのだから、ちゃんと付いていかなくちゃ!」と義理人情が芽生えますよ、もちろん。

だけど私はぐっと堪えて、自分のペースを保ちました。

付いて行こうとして呼吸が乱れた時、我に返ったのです。

「高山では、息が上がる程のペースで歩いては行けない。申し訳ないけれど、私は私のペースで歩こう。でなければ、また高山病になってしまう」と。

 

③高度順応の為の滞在日を守る、1日に沢山標高を上げない

 

普段は1泊だけしてその町を去りますが、高度順応の為に2泊する事があります。

まず初めに、ナムチェ(標高3,440m)。

そして標高4,000mを越えたどこかの地点で2泊。

私はディンボチェ(標高4,410m)という町にしました。

 

これは大切で、急いでいるからとか、体力的に問題ないからと自分を過信したりとかで破ってはいけません。

「まだまだ余裕~♪」と思っても、必ず2か所で2泊ずつ滞在します。

 

また、標高の低い地点では朝から夕方まで歩いていた私も、ナムチェ以降は1日3~4時間ほどしか歩いていません。

昼過ぎには次の町に付いていました。

時間的には、これまた余裕なのですが、1日にたくさん標高を上げるのも危険なのです。

ゆっくりゆっくりと、徐々に高度を上げていき、高度順応していきます。

 

④とにかく呼吸に気を配る

 

高山になればなるほど、また体力的な辛さを感じれば感じるほど、呼吸を意識して歩きました。

たっぷり吸って、ゆっくり吐く。その繰り返し。

 

⑤どうしても苦しいときのダイアモックス

 

ダイアモックスとは、高山病予防の薬です。

予防注射などを扱っている病院(トラベルクリニック)などで処方してもらえます。

あくまでも「予防」なので、高山病が発症してしまってからでは遅いです。

「軽度」であれば気休めくらいにはなるかもですが。

 

本来であれば、「高所に到達する2日前に飲み始める」みたいなルールがあったかと思います。

ただヒマラヤトレッキングの場合は、富士山などの独立峰と違って毎日のゴールが高所なわけで....。

いつのタイミングで飲めばよいのかわからず、「何だか頭痛がするな~」と不安な夜に飲みました。

あとは、最も高い地点「カラ・パタール(標高5,550m)」を目指す2日前から2日間飲みました。

 

高山病の症状が全く出なかったのが、この薬のおかげなのかどうかはわかりません。

 

副作用として、指先がしびれたり、頻尿になったりします。

 

⑥おまけ(私は意識していないけど、一般的には有効と言われている対策)

 

*水分補給*

水分を取って、尿として出す。

これを頻繁に行う事によって、身体の血液中の酸素が循環するため、高山病を予防できるのだとか。

私は、のどが乾いた時や気分転換、休憩の際のついでに飲むといった程度で、特に意識してたくさん水分を取ったという事はありませんでした。

1日1~2リットルくらいかな~。

 

*お酒は飲まない*

ナムチェにあったバーに心惹かれた事もありました。

ヒマラヤ山脈限定の地酒を一緒に飲もうよと、夜にダイニングで誘われた事もありました。

だけど、我慢です。お酒は高山病のリスクを高めます。

我慢した理由は、高山病対策ではなく、女一人旅の防犯意識からだったのですが。

 

*タバコは吸わない*

私は喫煙者ではないので、これは簡単にクリアです。

喫煙者には厳しいのかな...だけど、喫煙は高山病のリスクを高めます。

 

*睡眠をたくさん取る*

睡眠不足は、高山病のリスクを高めます。

だけど、毎日早起きでしたが、毎日早寝でもあったので問題ありませんでした。

だって夜は真っ暗で、部屋もささやかな豆電球のみ。

寒いしする事もないので、21時には就寝です。

だからあえて意識せずとも、これは全員クリアです。

 

おわり

また何か思いつけば記事にするかもしれませんが、とりあえず以上です。

ヒマラヤトレッキングに挑みたい誰かの役に、少しでも立てていれば嬉しいです。

 

 

 

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ヒマラヤトレッキングに行くには(5) ー山での生活と防犯対策ー

 

今回は、「山での生活」についてです。

ただ歩いて泊まって食べて寝て...の日々なだけですが。笑

 

あとは、幸いにも一度も盗難に遭わなかった私の防犯対策も公開してみます。

(泥棒さんは読まないでっ!)

 

▼もくじ▼

 

山での一日

1)朝起きて...

 

簡単に身支度をします。

顔を洗って、歯磨きをして、保湿クリームと日焼け止めを塗ります。

以上!簡単!

(意識高い系女子は、ばっちりメイクとかするのかな...。)

 

ちなみに標高が高くなると、毎朝、氷の様に冷たい冷水で顔を洗い歯を磨きます。

辛いです。

 

ここで教訓!

日焼け止め効果のあるリップクリームを塗ればよかった。。。

 

美意識が高い人にとっては、「そんなの当たり前やん!」って感じでしょうか。

私は美意識が低いので...結果、唇が日焼けでガサガサになりました。

寒いから、日焼けってイメージわかないけど、紫外線量は地上の何倍にもなります。

 

2)朝ご飯を食べます。

 

前日のうちに、「朝7時にトーストとブラックティーをお願い!」っという風に注文をしておきます。

指定の時間にダイニングに行くと、指定の品がすぐに出てきます。

「〇号室の者ですが...とか、〇〇をオーダーしていたのですが...」などと言わなくても大丈夫です。

ダイニングに行って、座るだけ。

それだけで、何故か注文の品が運ばれてきます。

他にもトレッカーは沢山いる中で、顔を見ただけで何故わかるのか疑問ですが。

シェルパの記憶力が凄まじいのか、私が日本人で目立っていたからなのか。

真相は不明ですが、全てが把握されていてとても楽ちんでした。

 

3)荷造りをします。

 

高所になればなるほど、時間がかかります。

手がかじかんで、バックパックのチャックを閉められないからです。

全てを仕舞い込んだら、出発です。

ちなみに、着替えはしません。

起きたままの服装に、1枚ほど羽織るものを増やし、帽子とサングラスを装着したら完成です。簡単!

 

4)チェックアウトをします。

 

準備が整ったら、出発前に会計をしにいきます。

ちなみに、トイレットペーパーやミネラルウォーター、行動食のクッキーなどの補充も、宿でできます。

チェックアウトの際にまとめて支払います。

 

5)トレッキング!

 

高山病に注意しながら、ひたすら歩きます。

ただ、ひたすらに歩くのみです。

 

6)昼食休憩

途中の町で昼食を取ります。

ただ、注文してから出てくるまでがかなり遅いです。

1時間はかかります。

歩くペースの遅い私は、この時間がもったいないので昼食は取らない事が多かったです。

途中途中で、水分補給のついでにクッキーを食べます。それで十分。

 

7)到着!宿選び

 

目的の町についたら、宿を選びます。

何軒か回って、気に行った宿に泊まればよいです。

ただ、ゴラクシェプというゴールの町では数件訪ねても部屋が取れず...ダイニング泊になりました。

そう、部屋がなくてもダイニングに寝かせてくれるので、外で凍える心配はありません。

いや、むしろ個室より暖かいし快適!ダイニング泊。

 

8)宿での過ごし方

 

たま~にシャワーを浴びます。

かなり寒いので...標高が比較的低く、陽の高いうちに辿り着いた日に。

それでも、浴びた瞬間に温かかったお湯は、流れ落ちる間に冷たくなります。

身体を拭いて服を着るまでの凍える拷問時間は、日本の文明と湯舟の存在に感謝をする時間です。

 

充電などをします。

ルクラ以降はほぼ有料です。

標高が上がれば上がるほど、金額も上がります。

PCの充電1時間で1000ルピー(1,000円)の日もありました。

携帯電話は、もう少し安いです。

カメラは、予備のバッテリーで足りたので、有料区間では充電してません。

あ、携帯電話もモバイルバッテリーで足りたので充電してませんでした。

 

PCで、写真のバックアップをして日記を書きます。

いや、そんな過ごし方をしている人は、24日間で私しか見てません。

だから参考になりませんね。

私は、その日感じた事をその日のうちに書き留めたかったので。

紙だと、書く量に限界があるし...。

「PCなんて持ち歩いているから、荷物重くて大変なんじゃん~笑笑」と、ある人に馬鹿にされましたが。くそ~。

 

地図を眺めて、先の見通しを立てます。

「明日は〇〇まで行けるかな~」

「この調子だと、〇日後にはエベレストベースキャンプに到着だー!」

などと、妄想して興奮する時間です。

 

他のトレッカーと団らんをします。

私は語学力とコミュニケーション能力に問題ありだったけど...それさえなければ、もっと楽しかったんだろうと思います。

 

9)夕食を食べます。

 

夕食も、着いて間もない頃に注文します。

「19時にダルバートね!」っと。

 

ダイニングにいたら、指定の時間に持ってきてくれます。

または、「そろそろ夕食お願い~」くらいは言う事もあります。

 

10)就寝。

 

寝巻とかは来ません。

下着、肌着、インナー、アウター、ダウンコート...標高によりますが、ほぼ外着と同じ格好で、寝袋に入ります。

寝袋の上から、毛布を2枚かぶります。

宿はほぼ2人部屋で、私は2人部屋を1人で使っていたので、毛布が2枚も手に入るのです。ラッキー♪

 

そんな感じの1日です。

 

山での食事

朝、夜は宿泊したロッジで食べます。

昼は、途中で立ち寄った町のロッジで食べます。

 

基本は、ネパール料理やチベット料理です。

大きい町の宿だと、ピザやパスタなどの西洋料理などもあります。

 

●私のお気に入りの夕食●

 

ダルバート

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ネパールの代表的な家庭料理です。

カトマンズのレストランでは、もっと派手で豪華なものが出てきますが、ネパール人にとってそれは特別な日に食べるもの。

普段の家庭料理としては、上の写真の様な素朴なダルバートが一般的です。

ダル(豆)のスープは、日本人にとっての味噌汁の様な存在で、各家庭により味が異なります。

 

モモ

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チベット料理です。

日本でいう、蒸し餃子でしょうか。

カトマンズでの初めての夕食がモモでした。

それ以来、私はこのモモの素朴で優しい味の虜です。

 

シェルパシチュー

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とても優しい味で、米やマカロニや 野菜など、色々な栄養素が入り混じっています。

焼いた鶏肉を入れてもらった時もありました。

ヒマラヤで出会った人が、「体調不良で食欲がなかった時は、毎日このシェルパシチューを食べていた」と言っていました。

 

●朝ごはん●

 

そういえば、朝ご飯の写真って撮ってないな...。

トーストとかオムレツとか、そんな感じの朝食でした。

 

●番外編●

 

西洋料理

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ナムチェという大きな町で、ピザを食べました。

この町では、色々なものが食べれます。

(だけど普段通りのネパール料理の方が良かった...)

 

スイーツ

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ナムチェには、ベーカリやカフェもあります。

小汚いトレッカーが、この時だけは優雅なツーリスト気分を味わえるのです。

 

日本料理

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ナムチェの「A.Dフレンドシップ」という宿で、うどんと味噌汁を頂きました。

この宿のオーナーが日本に精通している方との事で、日本に行くたびに日本食を覚えてくるそうです。

醤油を使ったダルバートも美味しいらしいです。

(あ、番外編全部ナムチェだ。)

 

山での電源事情

ジリ~ルクラまでは、部屋にコンセントが付いています。

もしくは、ダイニングにあるコンセントを使わせてもらいます。(無料)

 

ルクラ以降は、レセプションで有料で使わせてもらいます。

携帯電話とPCでは値段が違います。

 

ナムチェ(標高3,440)250円(PCフル充電)

パンボチェ(標高3,930m)無料(ありがたい!)

タンナ(標高4,700m)450円(PC)

ロブチェ(標高4,910m)1,000円(PC/1時間あたり、携帯は不明)

 

私は毎日日記を書くので、PCの充電を3回だけ有料で使用しました。

あとは無料の時にフル充電していました。

iPhoneは、モバイルバッテリーだけで足りました。

カメラも、予備のバッテリーを含め4つ持っていたので足りました。

(PCも予備のバッテリーや携帯充電器なんかがあればいいのに)

 

山でのWIFI事情 

ブプサ(標高2,340m)無料

ナムチェ(標高3,440)500円

 

...いや、サンプル少なっ!

もう少し情報集めておけばよかったですね。

 

WIFIは、どこにもない町もあるし、お金を払えば使わせてくれる町・宿もあります。

 

私は、下界との通信が遮断された世界で、どっぷりヒマラヤの世界に浸かろうと思い、WIFIは見つけても繋ぎませんでした。

 

 

山でのシャワー事情

ジリ~ナムチェ間は、ほぼ毎日入りました。(空いても1日程度)

上から出るシャワーの時もあるし、バケツシャワーの時もあります。

バケツシャワーとは、バケツ一杯のお湯をもらって手桶ですくいながら浴びるシャワースタイルの事です。トイレの隅で浴びるか、良いときはバケツシャワー用の掘立小で浴びます。

 

ナムチェを過ぎ、標高が4,000mを越えてくると、シャワーなどほぼ浴びません。

私は最大で1週間は浴びませんでした。

いや、シャワーを浴びないどころか、服も着替えずに着っぱなしでした。

着替えと言えば、寝るときにシャカシャカを脱ぐくらいです。

ダウンコートも着たままです。

だって寒すぎるんだもの。

 

ナムチェ以降では、1度だけ昼の暖かい時間に着いた町でバケツシャワーを浴びました。

標高4830m地点の、ゾンラという町です。

人生最高度シャワーです。

身体は、汗もかいていないしまだまだ余裕でしたが、砂埃が絡みついたゴワゴワの髪の毛の不快指数がとんでもなかったので。

浴びている間は、先述した様に、流れ落ちる間に冷水に変わる(元)お湯が私を苦しめましたが...浴び終わったあとは非常にスッキリしたので満足でした。

ちなみに、ドライヤーは使えない(コンセントがレセプションの中にしかない)為、自然乾燥できる時間と気候かを見極めてから判断しましょう。

 

初めて着いた町で浴びたシャワーが150円だったのに対し、標高4830m地点では1杯700円の超高級バケツシャワーでした。

 

山でのトイレ事情

ランチ休憩やお茶休憩で立ち寄ったロッジで借ります。

 

休憩時間とは別でどうしても使いたい場合も、目についたロッジで「トイレを使わせてください」と頼めば使わせてくれます

無償の場合もあるし、100円程度の使用料を要求される場合もあります。

 

次の町までの道のりが長く、途中でどうしても我慢ができなければ...青空トイレです。

登山道を離れれば、人の来ない草陰はいくらでもあります。

...が、森林限界を超えてしまうと厳しいです。

 

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山での防犯対策

あくまでも、私のスタイルです。

過剰かもしれないし、足りないかもしれません。

だけど、盗難には一度も遭いませんでした。

 

部屋には、南京錠をかけます。チェックインの時に渡されます。

私は、少しトイレに行くだけでも、部屋を出るときは必ずかけました。

あ、そういえばどこにも書いていませんでしたが、トイレもシャワーも共同ですよ。

部屋はベッドと机だけの空間です。

高級ロッジはわかりませんが...私が止まっていた1泊200円程度のロッジではの話ですけども。

 

部屋に置いてあるバックパックは、無防備に大解放で置いてありました。

南京錠のかかっている部屋の中であれば、入ってくる人はいないみたいです。

 

ただ、貴重品の入っているサブバッグは、部屋に置き去りにするときにはチャックにカギを付けました。

「バッグごと持ち去られるのを防ぐ為に、ワイヤーでバッグごと机などに固定してくくる」という事まではしませんでした。

 

シャワーを浴びるときは少し長く部屋を離れるので、財布だけは着替えやタオルと一緒にビニールの袋に入れてシャワー室に持っていきました。

カメラは鍵付きサブバックの中に入れました。

盗られません様にと願いながら。

 

ダイニングに行くときは、サブバッグは一緒に持っていきました。

「手から片時も離さない!」という程ではなく、「隣においておく」くらいで大丈夫でした。

ただ、トイレに立つときなどは、ダイニングに置き去りにはせずに一緒に持っていきました。

 

トレッキング中は、バックパックを外に置いてトイレに行く事もありました。

その場合も、サブバッグは一緒に持っていきます。

 

お金は3ヵ所に分けて持ち歩きました。

 

まず、サブバックの中にメインの財布。

この財布の中には、いざという時のドル紙幣数枚と、ATMから大量に引き出したネパールルピー紙幣数十枚がぎっしり入っています。

多いときで、10万円弱の現金はあったかもしれません。だって途中で現金が尽きたら大変ですから。

(ナムチェなどの大きい街では、ATMから資金の補充ができます)

この財布には、メインのクレジットカードも入っています。

つまり、私の旅の資金を司る、根幹の財布です。

失くしたら旅の続行不可です。さあ大変。

 

というわけで、この財布は普段外には出しません。

サブバックの奥底に眠り、人目に触れる事は一切ありません。

 

普段は、ウエストポーチに入っているミニ財布を使います。

1日に使う予算は大体想像ができるので、少し余裕を持たせた1日分の資金を、毎朝メインの財布からミニ財布に補充します。

これで、私のお金を狙う人はこのミニ財布を狙う事はあっても、メイン財布の存在は知らないので狙わないでしょう。

ミニ財布は、盗まれても全く痛くありません。

私の旅資金の根幹は、「サブバッグまるごと盗まれる!」という事でもない限り安全です。

 

さて、そんな「サブバッグまるごと盗まれる!」という万が一の悲しい出来事が起こってしまった時の為に。

私の着込みまくった服の奥深く、肌着のすぐ上にはシークレットポーチが巻かれています。

ペラペラなので、ピチピチのセクシーTシャツでも着ない限りは外からはわかりません。

シークレットポーチの中には、現金およそ10万円ほどが入ったデビットカードが入っています。

最後の砦、絶対に死守すべき緊急用カードです。

 

※別にデビットカードである必要はなかったのですが、手持ちのクレジットカードで海外キャッシング可能なカードを1枚しか持っておらず、また新規で作ろうにも当時は絶賛無職中だった為かなわず、偶然持っていたデビットカードに落ち着きました。

 

もしも全財産を失っても、この10万円さえ引きだせれば、数日分の生活費と日本までの片道航空券代が賄えるという作戦です。

 

...という3段構えで挑んでおりましたが、特に何も失う事なく旅を終える事ができました。

しかし、「少し気にしすぎかな?」くらいで丁度良いと私は思います。海外では。 

 

 次回、高山病について語って終わりです。

 

 

 

 

ヒマラヤトレッキングに行くには(4) ー「ガイド(ポーター)は必要か!?問題」と、トレッキング費用についてー

 

このテーマは、私もトレッキング前に散々調べたテーマです。

だから気になる方は多いんじゃないかと思います。

 

結論を申しますと、「人それぞれ!」の一言につきるのですが...一応私の独断と偏見に満ちた意見と感想をつらつらと記述してみます。

 

▼もくじ▼

 

ガイド、ポータの役割

ガイド

道案内をしてくれたり、ルートの相談に乗ってくれたり、宿の交渉をしてくれたり、トラブルに対応してくれたりします。

英語や日本語などの外国語を話す事ができます。

ガイドは雇い主の荷物を持ちません。

 

ポーター

荷物を運んでくれる人です。

一緒に歩く場合もあるし、ガイドが付いているパーティーであれば、ポーターだけ先に行っている場合もあります。

外国が話せる人、話せない人といます。

外国語が話せて、道を知っている人であれば、ガイドを兼ねる事もできます。

 

ガイド、ポーターの費用

ガイドブックによると、下記のとおりです。

------------------------------------------------------

*旅行会社のガイド・・・$20~30/日

*旅行会社のポーター・・・$15/日

 

*流しのガイド・・・$15/日

*流しのポーター・・・$10/日

 

(ガイド、ポーターの宿泊費、食費込み)

※日本語を話すガイドだと、もう少し高くなる

------------------------------------------------------

 

だけど、これって少し実情と違うんじゃないかなと思います。

この金額から食費と宿泊費を引いてしまったら、ガイドの取り分がかなり減ってしまいます。割りに合いません。

 

私がカトマンズで話を聞いた旅行会社では、ポーターは一日$25。

 

そこにポーターの食費・宿代、私のトレッキング許可証(取得代行付き)、往路のバスと復路のジープ代を含めて25日間で$852。

 
プラス、私の分の食費・宿代、レスキューを無料で呼べる保険などを頼むと$1750。

 

 

私が実際に出会った流しのポーターは、一日$1,000ルピー(約1,000円)。

9日間で彼に払った費用は、18,385ルピー(18,385円)

 

*ポーター代:10,000ルピー(1,000ルピー/1日 +チップ)

*ポーターの食費、宿泊費:8,385ルピー(メニュー通りの金額の時と、ネパール人価格の時がある)

 
 
実情は、そんな感じです。

 

「ガイド、ポーターは必要か!?」問題について

意外に気になるこの問題。

私も、出発前はネットで散々検索し、一番悩んだ項目かもしれません。

 

悩んだ挙句、「最初は一人で出発して、途中で辛くなったらポーターを雇おう!」作戦で行きました。

 

そして早くも2日目に音を上げて、通りすがりのネパール人を雇ったものの、そのポーターは9日目に「体調が悪い」と言い去っていきました。

 

なので、1人旅も2人旅も両方経験しています。

 

1人で出発してよかったと思っているし、途中はポーターに出会えなければ前に進めなかったと思うから彼には感謝をしているし、でもやっぱり1人になってよかったと思っています。

 

▽ポーター(またはガイド)を雇うメリット▽

 

その1)荷物が軽い!

これ大事。途中、過酷な道もある中で、荷物の重さを気にせずに歩ける事って素晴らしい。

「荷物が重い」というだけで、トレッキングがただの「苦行」にしか思えない事もあります。

 

その2)道に迷わない!

これも大事。特に、ジリ~ルクラ間は他のトレッカーもほとんどいないし、地元民にも中々出会えません。

迷って迷って、全くスケジュール通りに進まないもどかしさったら...。

あぁ~辛かった。

 

その3)行方不明になるのを防ぐ

ヒマラヤでは、行方不明者も少なからずいるのです。

行方不明者の情報を求める張り紙が、あちこちにあったみたいです。

(私は気づきませんでしたが、下山後に食事をしたネパール人に言われました)

1人旅の場合は、パートナーとしてガイドかポーターがいれば、万が一滑落しても助けを呼びに行ってもらえるはずです。

 

その4)宿の交渉をしてくれる

やっぱりネパールでの交渉事は、ネパール人に任せておけばスムーズです。

私のポーターが去っていったあとは、度々行動を共にしたオランダ人親子の雇ったガイドが私を気にかけてくれていたのですが、2人でシェアしなければ泊まれないロッジの部屋を1人で使える様に交渉してくれたりしました。

 

その5)山の生活に、より深くかかわれる

土砂降りに遭った際には、一般家庭と思われる小屋に避難しました。

疲れた時は、一般家庭の居間で仮眠を取らせてもらえました。

一般家庭からフルーツをおすそわけしてもらい、皆でかじりました。

その4に出てきたオランダ人親子のガイドと親しくなれたのも、私のポーターを通じての事です。

ポーターがいなければできなかった体験が、たくさんあります。

 

▽1人旅のメリット▽

 

その1)なんといっても達成感!

どんなに荷物が重くても、どんなに過酷な道が現れても、それに一人で挑むことで得られる達成感は絶大です。

ポーターに付いて行くだけの快適トレッキングを続けていれば、絶対に感じなかっただろう事がたくさんありました。(詳しくは日記をご覧ください)

 

その2)世界中の人々の優しさに触れられる

1人で重い荷物を背負っていたら、色々な人たちが励ましてくれたり、手を差し伸べてくれました。

「ただすれ違っただけの他人同士なのに、何の見返りもなく助け合う」

これって、日本にはない文化だと思います。

「おもてなし」を誇る日本だけれど、それって「ホスト」と「ゲスト」の利害関係の中での話だと思うから。

人間嫌いで疑い深い私の世界観を、180度変えてくれました。

「人生が変わった」と言ってもいいくらいの出来事です。

 

その3)トレッカーとの触れ合いが増える

ポーターと歩いていた時よりも、他のトレッカーとコミュニケーションを取る機会が増えました。

 

 

ガイドやポーターを雇うメリットは、具体性と実益があり、1人旅では精神的なメリットが得られるといった感じでしょうか。

 

結論・・・

基本的には、ガイドやポーターを雇う事をお勧めします。

1人旅は大変で、危険も伴います。

命をかけてまで、挑みたい挑戦ではないでしょう?

 

だけど私は...もしまた挑戦する機会があったならば、「全ての行程を一人で」歩いてみたいです。

何かあったときには「自己責任だ!」と非難されるやつです。

この、数人しか読者がいないはずのプライベートブログも、その時はきっと、何故か炎上するのです。

 

だけど、そんなリスクを負ってでも、得られるものが多いのが一人旅です。

 

....とは言うものの、山歩きの経験と知識があって、事前に情報収集もきちんとしていれば、たいていは無事に生還できるはずです。脅してすみません。

ルクラ以降の定番ルートは整備されているし、他のトレッカーもたくさんいます。

ジリ~ルクラ間は道が分かり難いし、峠越えは滑落の恐れもあり油断禁物ですが。

(ただ、アンナプルナ山域は山賊が出るみたいだから、1人旅は危険かも)

 

トレッキング費用について

24日間、山で使った費用は合計で77,955ルピー(77,955円)でした。

 

9日間のポーター代も含みます。

 

詳しい内訳は、下記にまとめてあります。

ヒマラヤトレッキングまとめ(ルート、費用など) - sea moon

 

 

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ヒマラヤトレッキングに行くには(3) -ベストシーズンと準備編-

 

前回は、エベレスト街道のルートについてのお話しでした。

 

①ルクラからエベレストベースキャンプ、カラパタールを目指すルート。

②ルクラからゴーキョを目指すルート。

③どっちも行きたいから、2つの間にある峠・チョラパスを越えて行くルート。

④更にレンジョパス、コングマパスを越えて、3パス制覇を目指すルート。

⑤ジリから歩き始めて、③か④に合流するルート。

 

ちなみに私は、⑤ジリから歩き始めて③チョラパス越えのルートを選びました。

帰りはサルエリからジープでカトマンズへ戻る、「オール陸路ルート」を取りました。

 

今回は、ヒマラヤに挑む前の準備のお話しです。

 

▼もくじ▼

 

ヒマラヤトレッキングのベストシーズンは?

10月~11月の秋のシーズンが最も適しています。

雨季も終わり、寒い冬が来る前。

特に10月は多くのトレッカーで賑わうので、ロッジ難民になる可能性があるほど。だから11月の方がいいのかな。私は10月でしたけれど。

 

ただ、他のシーズンが絶対ダメというわけではありません。

 

10~11月:天候が最も安定していて、素晴らしい景色と快適なトレッキングが楽しめます。

 

12~2月:寒さが厳しく積雪もありますが、相応の準備をすれば十分に行ける様です。途中の道が封鎖されるため、チョラパス越えはできません。全ロッジが閉まる町もあるので、要確認です。

 

3月:シャクナゲの時期です。

 

4~5月:天候に恵まれない日が多いみたいです。曇りとか。また、ヒルも多いみたいです。エベレスト登頂を目指すのはこの時期なので、ベースキャンプでテントを見たいならこの時期です。

 

6~9月:雨季です。高山植物が美しいみたいですが。

 

日本での準備(旅人ビギナー向け)

 1)航空券の手配

 

スカイスキャナーというサイトが便利です。

https://www.skyscanner.jp/

 

はっきり日程を決めなくても、月単位で表示させて安い日を探す事もできます。

スカイスキャナーで安い航空会社を見つけたら、そのまま買わずに直接航空会社のホームページから予約した方が安い場合もありますので臨機応変に。

 

行先未定で検索する事もできますので、「次の旅行先どこにしようかな~」なんて考えながら一覧を眺めるのも楽しいです。

 

2)ビザの手配

 

ネパールはビザが必須で、有効期限の異なる3種類のビザから選択できます。

 

15日間ビザ

30日間ビザ

90日間ビザ

 

しかし空港到着時に、機械で簡単にできますので、わざわざ日本で取得しなくてもいいです。

写真も、ビザ申請用の機械が撮ってくれます。

それに現地でドル払いをした方が若干お得です。

 

では何故書いたかと言うと、ネパールを出国する航空券を持っていない場合に問題になるケースがあるからです。

 

私は、ネパールの後は陸路でインドへ抜ける予定でしたので、もちろんネパールから日本へ帰る航空券は持っていませんでした。

 

その事をトランジット(乗り継ぎ)で立ち寄ったクアラルンプール(マレーシア)の空港で告げると、

「ビザはある?」と言われ、「ない」と答えると「航空券もビザもないんじゃダメだね」と断られました。

偉い人(っぽい人)が現れてなんとかなったのですが、結果オーライでした。

 

リスク回避の為には、保険でビザを取る事をお勧めします。

もちろん、往復航空券を購入する場合は問題ないです。

 

3)道具の購入 

 

ネパールはトレッキング大国なので、日本で買いそろえなくても現地で何でも手に入ります。

だけど、質に拘りたい道具は日本で買っておくのがよいかと思います。

 

例えば「靴」。

カトマンズで買った靴が、トレッキング中に壊れたという記述を見たことがあります。

日本で買った、自分の足に会った登山靴があるとベストです。

 

私が日本で買ってよかったと思うのは、「寝袋」です。

他のトレッカーは、大きくて重そうな寝袋を持っていました。

私の寝袋は、欧米人が持っているダウンコート用の袋と同じサイズの寝袋。

ルームシェアをしたドイツ人に驚かれました。「え!?それ寝袋!?」

私は逆に、チェコ人が持っていたダウンコート袋のサイズに驚きました。「え!?それダウンコート!?」

ユニクロのウルトラライトダウンなんて、手の平サイズなのに。

荷物の軽量化とサイズダウンの為には、色々日本で揃えるのがよいのではないでしょうか。

ただ、身体ひとつでネパールに飛んだって、何でも手には入ります。

 

現地での各種手配 (実践編)

1)トレッキング会社探し

 

ガイド・ポーターを雇う場合は、カトマンズやポカラに山ほどあるトレッキング会社を訪ねてみましょう。

私は利用していないのでお勧めの会社はありませんが。

自分の足で数件訪ねてみて、気に行った会社を自分で見つけるのも旅の醍醐味ではないでしょうか。

そんな時間はない!現地入りしたらすぐにトレッキングに出かける必要がある!という場合は、インターネットでも予約できると思います。

日本語のサイトで、日本人ガイドの予約もできると思います。

 

 「ガイド・ポータは必要か!?問題」については、後ほど。

 

2)TIMS許可証の入手

 

トレッキングに行く場合、全てのエリアにて取得が必要な許可証です。

 

ツアーに参加する場合は、ツアー会社の人が取ってくれますのでご安心ください。

 

自分で取得する場合は、

ネパール観光局(NTB)または、ネパール・トレッキング・エージェント協会(TAAN)で取得可能です。

 

エベレストトレッキングの場合は、事前取得はTIMS許可証だけで大丈夫です。

他の許可証は、現地でチェックポイントを通過する際に取得します。

 

アンナプルナや他のエリアにトレッキングに行く際は、また別の許可証も必要となりますので、自分のエリアの必要許可証は調べてから行ってくださいね。

 

3)スタート地点までの交通手段の確保

 

交通手段①ルクラまで飛行機

私は使っていないので詳細は不明です。ツアー会社に頼めば簡単に予約できそうです。

 

交通手段②ジリまでバス

オールドバスパークまで行って、手前から4つ目くらいのブースで「ジリまで!」と言えば買えます。

時間は複数ありますが、9時間ほどかかる道のりなので早めのバスを予約する事をお勧めします。私はのんびり9時台のバスにしたら、暗闇の町に到着して少し焦りました。

 

そんなにやる事ってないですね。

とりあえずカトマンズまで飛んで、許可証だけ入手して、山までのバス(または飛行機)を予約すれば開始できます。

行けばなんとかなります。はい。

 

 

 

 

 

 

ヒマラヤトレッキングに行くには(2) -エベレスト街道のコース選び-

 

前回、ヒマラヤトレッキングには主に3エリアがあるとお話しました。

 

①アンナプルナ山域

②ランタン

③エベレスト街道

 

今回は、「エベレスト街道」のコースについてのお話しです。

 

▼もくじ▼

 

エベレストとエベレスト街道について

このトレッキングエリアは「サガルマータ国立公園」「クーンブ山域」とも言われています。世界遺産にも登録されています。

だけど「エベレストトレッキング」と呼ぶのがトレッカーの間では主流です。

エベレストに登るわけではありません。

エベレストを見に行くのです。

目の前に。世界最高峰のエベレスト(8,848m)が目の前に佇むのです。

なんと素晴らしい事でしょう。

 

ちなみに、8,848mというのはネパール政府の言い分。

中国政府は、山頂の氷雪の厚さを除いて8,844mと主張しています。

アメリカの地理学協会のGPS測量によると8,850mという事ですが。

まぁ、どちらにしてもエベレストが世界最高峰である事に変わりはありません。

 

1852年にイギリスの測量局が、ヒマラヤにある世界最高峰を特定しました。

当時鎖国をしていたネパール王国の奥深くにあるこの山の地元名がわからず、測量局長の名前を取って「エベレスト」と命名しました。

ネパール開国後の1950年に、シェルパ語で「チョモランマ」と呼ぶ事が判明しましたが、ネパール政府がこれを好まず、ネパール語で「サガルマータ」と命名したそうです。

シェルパとは、チベット(中国領)からヒマラヤ山脈を越えて移り住んできた民族です。

ヒマラヤには、たくさんのシェルパが住んで、高山に強い彼らはガイドやポーターとして活躍しています。

エベレスト登頂を目指す際にも、彼らの力が必要なのです。

 

エベレストトレッキング主要ルート

さて、エベレストトレッキングに行くと決めたら、ルートを選びましょう。

 

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上記のザックリな地図で、ほとんどのトレッカーの道筋を網羅できております。

 

何度も来ていてメインルートに飽きちゃったマニアな日本人のお爺さんに一度だけ会いましたが。

彼は誰も行かない謎の湖を目指していました。かなりの例外です。逆さエベレストが見れるらしいです。素晴らしい。(余談)

 

拠点の町が2つ。

*ルクラ・・・飛行場がある。トレッキング開始の町。

*ナムチェ・・・(マニア以外の)全てのトレッカーがここを通り、そして方々へ分岐していく。

 

まずは飛行機でルクラに到着し、ここからトレッキングスタートです。

そこから2日ほど歩き、ナムチェに辿り着きます。

高度順応の為に、ここで2泊します。

 

目指す目的地は2つ。

 

【ルート1】コースタイム:11泊12日

*カラ・パタール・・・このコースの最高峰。標高5,550mの黒い丘の上から、目の前にエベレストを望むことができます。

*エベレストベースキャンプ・・・その名の通り。エベレスト登山に挑む者たちの出発地です。

 

【ルート2】コースタイム:10泊11日

*ゴーキョ・・美しい氷河湖畔の町です。

*ゴーキョピーク・・・ゴーキョの傍にそびえる山。湖と氷河とエベレスト郡を一望できます。

 

①か②を選びます。

ダントツで人気なのが①!多くのトレッカーがここを目指します。

そのため、②のコースは静かなトレッキングを楽しむことができます。

 

【ルート3】コースタイム:15泊16日

・・・①も②もどっちも行きたい!選べない!という欲張りさんのために。

 

*チョラパス・・・①と②の間にある峠。標高5,420m。過酷。ヘタレな私は峠のテッペンで号泣してコンタクトレンズを紛失するというアクシデントに見舞われました。

 

【ルート4】コースタイム:不明

・・・ここまで来たら3パス制覇してやるぜ!というツワモノさんのために。

 

*レンジョパス・・・ゴーキョ~ナムチェ間を素直に真っすぐ進まず、左へ大きく迂回し、峠を越えてゆくルート。ある人が、3日かけて下ると言っていました。またある人は、主要3峠の中でここが最も美しかったと言っていました。峠を越えて見えてきたヒマラヤが絶景だったと。だから登りの方がオススメかも。

 

*コングマパス・・・ある人が、主要3峠の中でここが最も過酷だったと言っていました。コングマパスの麓の町チュクンから登るチュクンリという山も美しいという噂です。エベレストは見えません。

 

チョラパス、レンジョパス、コングマパスで、3passと呼ばれています。三大峠です。

 

チョラパス→レンジョパス→コングマパスの順に人気です。

チョラパスは人がたくさん。

そのうち何人かがレンジョパスも。

さらにそのうち数人がコングマパスも。

という感じです。

 

これで終わりかと思いきや、もう一つあるのです。

「エベレストトレッキング第0章」とも言えるコースが。

 

カトマンズから、全て陸路で!ロングコースのススメ

先ほど、「ルクラ」という町に飛行場があり、ここが始まりの町だと言いました。

しかし、この町まで飛行機を使わずに、陸路で行くコースがあるのです。

トレッカーがこのコースを選ぶ理由は主に2パターン。

 

①時間はあるけどお金がない。飛行機代節約タイプ。

②せっかくなら陸路に拘りたい、ドМな変態...少し変わり者タイプ。

 

ちなみに、私は②です。

 

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↑ 線は適当です。実際はもっと紆余曲折します。

 

【行程①】カトマンズ→ジリ

まず、陸路コースのはじまりの町「ジリ」までは、バスで行きます。

カトマンズのバスパークからジリまで、ローカルバスに揺られて10時間半。

ジリの標高は1995mです。富士山5合目と同じくらい。

 

【行程②】ジリ→ルクラ

ここから、飛行機組の始まりの町ルクラまで、約1週間かけて歩きます。

ルクラ以降は「標高の高い場所を目指して登ってゆく旅」ですが、ジリからルクラまでは「いくつもの峠を越えて向かう旅」です。

峠が多すぎて、そして気温もそれほど低くなく汗だくになるので、辛い道のりです。

 

私と同じローカルバスで到着し、同じ日に出発したトレッカーは、フランス人男性2人組だけです。

ルクラ以降のトレッカーの多さから考えると、とってもマイナーなコースなのだという事が分かります。

 

【行程③】それぞれの冒険へ

ルクラ以降はノーマルコースに合流しますので、各々好きなコースへと進んでいきます。

 

【行程④】ルクラ→サルエリ

ジリからスタートした変わり者トレッカーの多くも、帰りはルクラから飛行機に乗ってカトマンズに戻ります。この時点でもう大満足だし、みんなとても疲れています。旅を続ける理由なんてありません。

だけど、何故か更に「ジープが出てる町」まで歩いて行こうとする変人が少しだけ存在するのです。

私の感覚では、ジリから歩き始めるトレッカーの半分以上は、帰りはルクラで終了です。

私と同じ日にサルエリからジープに乗ってカトマンズへ帰ったのは、わずか5人でした。

全ロッジ満室で泊まれない町があるくらいの繁忙シーズンだったのに。

 

ちなみに、サルエリはガイドブックには載っていませんが、現地で販売している地図には載っています。

来た道を「タクシンドゥ峠」の山頂まで戻り、そこから「リングム」の標識の方へ下っていけば着きます。

 

ジリからスタートして、カラ・パタールとゴーキョを目指すと結局何日かかる?

私は、ジリからスタートして、カラ・パタール、エベレストベースキャンプを目指し、チョラパスを越えてゴーキョに行きました。

そのあとは真っすぐ下山。

そしてまたルクラから先の峠越えルートに入り込み、最後はサルエリ。

全部で24日間の行程でした。

レンジョパスとコングマパスには行っていません。

私の歩くペースは、かなり遅いです。序盤は道に迷ったりもしました。

順調な人なら、あと2日間は短縮できるのではと思います。

 

途中で会ったオランダ人は、私と全く同じルートを私より1日か2日短い期間で歩いていました。

 

途中で会ったチェコ人は、私と同じ24日間で3パス全てを制覇していました。

途中で体調を崩してペースが落ちなければ、23日間で終われる予定でした。

 

つまり、欲張りコースを選んでも、多めに見積もって1ヵ月以内には終われるはずです。

 

ジリからスタートする魅力5選!

その1

なんと言っても達成感ではないでしょうか。

別に誰に自慢するために歩いていたわけでもないですが、私が「ジリ to エベレスト」の地図を見ていたら、周りの人が「凄い凄い」と言ってくれて、少しだけ誇らしい気持ちになったりもしました。

 

その2

高山病対策。

ルクラの標高は、2,840mです。

いきなりこんな町から出発して、それも体力がありズンズン進めちゃうのだから、高山病のリスクは高そうです。

それに対して2,000~3,000m前後の地点を登ったり下ったりしながら、徐々に高地に慣れる事ができるこのコースは、高山病のリスクを軽減できそうです。

 

その3

ルクラ以降、特にナムチェからは、壮大な高山風景の中を通ります。とてもダイナミックで素晴らしいです。

しかしジリ~ルクラ間は、それとはまた違ったヒマラヤののどかな風景を楽しみながら歩くことができます。

ナムチェ以降、物資を運ぶのはイカツイ高山動物の牛(ヤク)ですが、ルクラまでの道のりではロバ(ドンキー)の群れに度々遭遇します。

「今日もまたドンキー渋滞に巻き込まれましたね」なんて、宿で談笑のネタにできるのも、このコースならではです。ほっこり。

 

その4

シェルパの生活に触れられる。

シェルパとは、はるばるヒマラヤの向こう側のチベット(中国領)から移住してきた山岳民族です。

ポーターやガイドとして活躍していたり、ロッジを経営していたりします。

ルクラ以降は、大型ロッジが多く、「トレッカーがダイニングに数十人も集まる!」なんて場面ばかりです。

少し寂しいです。

ジリから歩けば、今日の宿泊者は私だけ!みたいな状況も多々あったり。

まるでホームステイをしているかの様な感じで宿泊ができます。

シェルパと一緒にご飯食べたり。団らんしたり。紅茶を淹れてもらったり。

何だかあったかいのです。

 

その5

ルクラ以降、たくさんのトレッカーとすれ違います。

とても賑やかです。楽しいです。

だけどジリからの道のりで出会った人には、「特別な連帯感」を感じるのです。

一緒に歩いているわけではないのですが。

 

旅の序盤で、イケメンオランダ人親子に会いました。お父さんが若者ではない為か、毎日の目標の町が私と一緒でした。

最後の目標地点「ゴーキョピーク」では、一緒に絶景を見ました。

この頃は全く英語が喋れず、まともなコミュニケーションなんてとれなかったけど。

同じパーティーとは言わないまでも、姉妹パーティーにはなれました。

だって、次にどの町を目標にしようかって、相談して合わせたりしたんですもん。

 

旅のクライマックスの直前に、フランス人に声を掛けられました。

「ジリで会いましたよね?」って。

そう、ジリまでのバスが同じで、一緒にスタートした(けれどスタスタと先に行ってしまった)フランス人に、15日ぶりに再会したのです。

彼等はチョラパスを、私とは逆ルートで越えて来た様でした。

この一期一会な感じに、なんだかホッコリです。

 

旅の終盤、変人サルエリまでのルートで、チェコ人2人組に再会しました。

彼らとは、15日ぶりの再会でした。

お互いに冒険を終えた帰路、一緒に歩いたわけではないのに不思議な仲間意識を感じました。

その日新たに出会ったオランダ人と、翌日に加わったイングランド人と、最終日に合流して5人でゴールしました。

そして13時間の悪路のジープ移動を共に過ごしました。

 

一度出会って、二度と出会えなかった人もたくさんいます。

だけど私は、あの丸眼鏡の彼の事も、あの素敵な老夫婦の事も、あの逞しいお姉さんの事も、決して忘れないのです。

みんな、ジリからのつらい道のりに共に挑んだヒマラヤ仲間なのです。

私の片思いかもしれませんが。

 

そんなわけで、時間と体力が許すのであれば、「ジリから歩く旅」お勧めです。

ちなみに、ジリから歩く人は100%、カラ・パタールとゴーキョの両方を目指していました。

そりゃそうですね、せっかく長々歩くんだから、どっちも行きたい。

 

次は、ジリからスタートして、時計回りに3パスを通過してみたいと思います。次があれば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒマラヤトレッキングに行くには(1) -ヒマラヤトレッキングとは?-

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今まで行った中で、どの国が一番好き?

 

...と聞かてれも、一番なんて選べません。

 

その代わりに、いつもこう答えます。

 

一番好きな「国」は選べないけど、一番好きな「場所」はヒマラヤです!って。

 

「ヒマラヤか~、興味あるんだよね。どうだった?」

なんて聞かれたら、意気揚々と何時間でも語ることができます。

 (ウソです。口下手なので語れません。これはスピーキングの弱さをライティングで補うためのブログです。)

 

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旅中のブログは「日記」として、旅の雰囲気や私の心情をメインに綴っていました。

「情報」なんて皆無。誰の役にも立たない自己満足ブログです。「自己」はめちゃくちゃ「満足」したので別に良いのですが。

 

だけどせっかく行ってきたので、「実際に行きたい人向け」に、少しは役に立ちそうな情報をまとめてみようと思います。不定期更新で。

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そんな「情報ブログモドキ」1記事目は、大好きなヒマラヤのお話しにしてみようと思います。

 

▼もくじ▼

 

ヒマラヤって何?どこにあるの?

ヒマラヤは、「ユーラシア大陸」に「インド亜大陸」が衝突したときにできた巨大な山脈です。

ネパール、インド、パキスタン、中国、ブータンの5ヵ国にまたがります。

 

ざっくり言うと、この辺です。ホントにざっくり。↓↓↓

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それは、今から7,000万年前の白亜紀から始まったのだとか。

7,000万年前が途方もなさすぎて想像できませんが。

 

インド・オーストラリアプレートが、15cm/年の速度でユーラシアプレートに衝突。

そして5,000万年前には、両大陸間にあった「テチス海」という海を完全に封鎖したのだとか。

 

 今も、67mm/年の速度で移動をしているから、今後1,000年間の間で1,500kmも移動するだろうと言われています。

1,000年後なんて、人間の文明がどうなっているかさえ想像もできませんが。

 

このプレートの動きが、ヒマラヤ近郊で起こる地震の根源になっているようです。

 

※計算が合わない様に感じるのは、単純に「67mm×1,000年」ではなくて、その内20mm/年分は、圧縮により吸収されるのだとかなんとか。ムズカシイお話しです。

 

世界の標高ランキングを埋めつくすヒマラヤ山脈!とその周辺

世界の標高ランキングベスト10

1 エベレスト 8,848m(ネパール、中国)

2 K2 8,611m(パキスタン、インド、中国)

3 カンチェンジュンガ 8,586m(ネパール、インド)

4 ローツェ 8,516m(ネパール、インド)

5 マカルー 8,485m(ネパール、中国)

6 チョオユー 8,201m(ネパール、中国)

7 ダウラギリⅠ 8,168m(ネパール)

8 マナスル 8,163m(ネパール)

9 ナンガパルバット 8,125m(パキスタン

10 アンナプルナⅠ 8,091m(ネパール)

 

2位の「K2」だけはヒマラヤのお隣の「カラコルム」というエリアにあります。

そしてトップ10の内、オレンジ色の8つの山がネパールにあるという。

ネパールが「トレッキング大国」と言われるのも納得です。

 

そして、このあとのランキングを100位までずらーっと見ていても、その全てがヒマラヤとカラコルム、そしてこの付近の中国の山にあります。

 

世界の標高ベスト100分布↓↓↓

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このエリアを除く最も高い山が、南米大陸アンデス山脈にあるアコンカグア(6,960m)です。(いつか登ってみたいです)

 

ネパールのヒマラヤトレッキングとは?

ネパール政府は、「登山」と「トレッキング」を標高で分けています。

6,000m以下の山々を歩くことをトレッキング、それ以上のピーク(山頂)を目指す事を登山。

登山家からは高額な入山料を取り、トレッカーには気軽に来てもらって地元にお金を落としてもらおうという政策です。

 

エベレストに登ろうとすると、まず入山料で安くても100万円ほど(チームを組んで割り勘した場合)、そしてシェルパの手配やらなんやらで合計700万円~1,000万円もかかるんだとか!

しかしこれは日本のエージェントを通した場合で、現地ネパールで頼むともう少し安くなるみたいです。

もしくは、中国側から登る場合はもっと安いみたいですが、ネパール側と比べて難易度が高く、登頂率がうんと下がるんだとか。

 

詳しくは、実際に挑戦する事になったら記事にしてみようと思います。(←誰かお金貸してください)

その前に肉体改造が必要ですが。

 

ちなみに、エベレスト街道をトレッキングした私は、パーミッション代として合計7,300円払いました。お手軽!

値段はエリアやルートによって変わります。(詳しくは後述)

 

ヒマラヤトレッキング3つのエリア

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トレッキングコースは、主に3つのエリアに分かれます。

 

①アンナプルナ山域

 拠点は「ポカラ」とう町です。

午前中にポカラから北を仰げば、壮大な7000m越えの山々を望むことができます。

 

アンナプルナ山域は、他のエリアと比較しても高山病のリスクが少ないようです。

そして、1泊2日のミニトレッキングから、2週間ほど歩く本格トレッキングまで、時間と体力に合わせてコースを作ることができるのが魅力です。

あと、トレッキングエリアに天然の温泉が湧いているのも魅力です!(温泉施設ではないので、水着の用意は必須です)

 

②ランタン

 1949年にイギリス人探検家ティルマンが「世界で最も美しい谷のひとつ」と紹介して注目を集めました。

日本人の多くは「アンナプルナ山域」か「エベレスト街道」を選んでいる印象ですが。

そういえば、エベレスト街道で出会ったトレッカーが「この後はランタンに行くよ」と言っていたのだけど、彼はティルマンと同じ「イギリス人」でした。

イギリスでは有名なのかしら?

他のエリアと比べて緑が濃く、動植物も豊富なので、バードウオッチングや花に詳しい人には絶好のトレッキングになるだろうとの事です。

 

③エベレスト街道

 何といっても、世界最高峰のエベレストを間近に見る事ができるのが魅力です。

エベレストベースキャンプへ続く道ですので、エベレストに挑戦する登山家も通る道です。

トレッキングルートの最高峰「カラ・パタール」を目指せば、最高で5550m地点に立つ事になるので、最も高山病のリスクが高いエリアです。

高山病怖い...。

このエリアは、「サガルマータ国立公園」とも呼ばれていて、世界遺産に登録されています。

 

私は、「エベレスト街道」に挑戦しました。

...ので、次回からはエベレスト街道をメインに語ろうと思います。

 

 つづく。